音読のメリット

まず常識で考えても、ただ目で字面を追っていく黙読と、英文を目で追いかけて、自分の口で読んで、その音が耳から入ってくる音読とでは、脳への刺激が単純に3倍になる音読の方が効果がありそうだということはなんとなくわかってもらえると思います。

英語が聞けるようになる、話せるようになる状態というのは、英語の様々な形の情報が脳に蓄積されていって、いつかフロー(流れ出す)することです。

音読はそういう点ではもってこいの勉強法といえます。

さて、音読のメリットを具体的にあげたいと思います。

(1)「英語脳」を作るための土台ができる

後でも説明しますが日本人の多くが英語を漢文のように英語をおしりからひっくり返して解釈しながら読む癖があります。音読をしている最中は、いやでも先頭から意味をとろうとしていくので、「英語脳」を作る訓練の一つとなります。

(2)スピーキングの練習になる

黙読している時は心の中で声を出して読んでいるわけですが、音読の際はスピーキングの時と同様に自分の脳、舌、声帯を実際に動かすわけです。鉄棒の練習にしても、自転車に初めて乗るときにしても、必要な筋肉、バランス感覚などは反復練習によって培われたと思います。

黙読では、頭の中で鉄棒や自転車に乗る練習をするようなものです。また、自分が音読した内容は忘れたとしても、潜在意識の中には蓄積されていきますから、スピーキングの時にいつかこの蓄積されたものが自然と口をついて出てくるようになります。

また、英語独特のリズムがだんだんと体に浸透していくはずです。

(3)自分が読めない単語があいまいなままにならない

声に出して読むわけですから、発音やアクセントがわからない単語が読めないということが自分でわかるはずです。ここで、絶対にやってはいけないことは、この点をあいまいにして適当な発音のまま音読を続けることです。

これを避けるためには、自分が音読する内容が入っている音声CD が必要です。音読の訓練のためにはCD がない教材は使わないようにしましょう。

「音読が大切というのはわかったけど、TOEIC の長文問題を声に出して読む程度のスピードで読んでいては、いくら時間があっても足りないぞ!」

という声が聞こえてきそうですが、これは後で解説する英語脳を手に入れることができれば、自然と速読力もついていくので心配しないで下さい。

では、「どれくらい繰り返して読めば良いのか?」と思ったかもしれませんが、「その英語が自分の体になじむまで」というのが私の答えです。だから、浮気心で色々な英文を手当たりしだい音読するのはよくわかりません。

一つの英文を50 回でも100 回でも音読するべきだと思います。

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