「語学留学」で本当に「語学」が学べるのか?

語学留学に反対するもう一つの理由としては、語学学校の授業体系や内容に問題がある場合があるからです。

アメリカやイギリスへの語学学校での留学の場合は、ほとんどが教師1人に対して、生徒20人以上などのスタイルだと思います。

仮にプライベートやセミプライベート(2人〜5人)の少人数制の学校があったとしても途方もなく高い(1時間5000 円とか)はずです。

もし教師ひとりに対して生徒20 人の場合、授業の内容にもよるとは思いますが、もし教師が黒板の前に立って文法の講義をただ単に英語でやっているだけならば、日本で自分の家で映画を勉強しながら勉強する方がましです。

もし積極的に授業に積極的に参加し発言しなければ、外国にいながら英語を全く喋らずに教室を出ることもできます。日本で消極的な人が海外に行ったからといって突然積極的になるとは思えません。

また日本人が海外の語学学校に入学する場合、最初のクラス分けのテストで日本人はスピーキングやリスニングが弱いので下のクラスに入れられることが多いようです。

そうなるとクラスメートの大半が中国人、韓国人、いや、それ以上に大した目的もなく親のすねをかじってきた日本人ということになるのです。

余程の田舎に行けば別ですが、書店に売っている雑誌や留学センターを通して決めた場合は、その語学学校が日本人でいっぱいなのは火をみるより明らかです。

アメリカのロサンゼルス、カナダのバンクーバー、オーストラリアのシドニーなどは日本人の留学生で溢れかえっています。

多くの留学生は英語を勉強しようという目的すら持たずにアメリカに来ていますから、当然日本人同士でつるみ始めます。

また、「日本人の輪の中には入らない」という意気込みで留学していく人もたくさんいます。しかし、そのような意志を持っていても、罠に引っかかっていく人が後を絶たないのです。

それはなぜか、英語に不安があるレベルで留学をしてしまうからです。日本で英語の勉強、留学の準備をせずに、アメリカの語学学校に行って、アメリカ人の家庭にホームステイしていれば英語ができるようになるだろうと思っているかもしれません。

しかし、いざアメリカに行ってみてもちんぷんかんぷんです。海外ですから、当然のことながらアメリカ人の友人や知人がいるわけでもありません。

日本人はなるべく避けてきましたが、かといって英語で友達が作れるわけもなく、孤独が襲ってきます。

韓国人は韓国人同士でつるんでいます。中国人は中国人同士でつるんでいて楽しそうです。

そんな中で意識の低い日本人から、「今晩、日本人留学生の飲み会があるんだけど来ない?」なんていう誘いを受けるわけです。

「まあ、一日ぐらいなら息抜きになってちょうどいいか」

なんていって、その誘いに一度乗ってしまったら、あとはあり地獄です。その居心地のよさから抜け出すためには、誘いに乗る前以上の苦労と努力が必要になります。

日本人である以上、海外にいても日本人との関わりをさけることはできないしょう。馴れ合いの世界は自分の才能を制限してしまうと思います。

特に、多くの遊学生グループは、留学のつまらなさ、将来への失望感、授業のくだらなさを延々と話し合って、何も進歩のない生活を送っています。

このようなグループに取り込まれ、毎日愚痴を聞かされていると、失望感ばかりが大きくなり、段々と夢が遠のいてしまいます。

日本人と関わることがあるとすれば、良い意味でのライバル、お互い切磋琢磨し合える日本人と友達になり、時には日本語でお互いを励ましたり、情報交換したりすることは好ましいことだと思います。

日本人と毎週末飲み会でばか騒ぎするのが息抜きではありません。

それはそれでよいことなのですが、ではつるむ相手は誰かと言うと、自分と同じレベルの英語しか話せない中国人や韓国人になります。

下手くそ同士が同レベルのボキャブラリーでそれぞれの国の独特のアクセントで話し合うわけですか当然のごとく英語が上達するとは思えません。

では、どうすれば良いのか?

英語が上級のレベルで語学学校に入れば良いのです。

これで、同じクラスの日本人が格段に少なくなります。クラスに日本人は一人だけという可能性も十分にありえます。語学学校の上級クラスにいるのは、比較的英語の得意なヨーロッパ圏からの留学生や下から勉強してきて這い上がってきた外国人ですから、このレベルまでくるとネイティブではなくてもつるむ価値が出てきます。

アメリカに行ったからと言って、自然にアメリカ人の知り合い、ましてや友達ができるわけではありません。

アメリカ人がフレンドリーだと思っている人もいるようですが、人種差別は根強く残っていますし、英語ができない人をまともに相手にしない人もたくさんいます。

その程度の語学留学であればその語学留学資金(何十万円、いや百万円以上?)を国内で様々な英会話の教材に投資した方が英語の実力を伸ばすためにははるかに効率的だと思います。

まあ、全部足しても10万円もあれば一生英語学習に困らないだけの有料な教材が揃えられると思います。

また英語のレベルが低い人は絶対に留学してはいけません。レベルがあまりにも低い場合には、思ったような成果が得られないからです。

というのも留学して聞いたり,読んだりする英語が難しすぎて“習得”が起きないからです。私が例とし
て挙げた“I’m on.”ですが、英語のレベルが低い人の場合、この“I’m on.”が雑音としか認識されず
そこでは「習得」が起こらないでしょう。

リスニングの能力が最低減コミュニケーションできるレベルぐらいに達っしていなければ、海外に飛び込
んだとしても、聞こえてくる音はほとんどが雑音ということになりかねないからです。

そのために、音読やディクテーションなどの訓練が結局必要になるはずです。それならば、わざわざ海
外に出てまでやる必要がないわけです。

また、レベルが低い人向けの授業では、色の名前、食べ物の名前や初歩的な文法を習うことになる
と思います。

また、宿題も少なく、内容も簡単です。

このような物も日本でいても勉強できるわけであって、わざわざ高いお金を払って海外に行って教えてもらうほどのことではありません。

語学学校でも上のレベルになってくると、宿題も大量に出ますし、場合によっては図書館などを利用して宿題をしなければいけない場合も出てくるでしょう。

海外に行けばなんとかなる
語学学校に行けばなんとかなる

基本的に日本であれ、海外であれ英語は自分で勉強するものです。

「外国に行けば英語は自然にマスターできる」というのはウソです。

まず、海外に出る前に日本で効果的に勉強できないか考えて下さい。どうせ留学するなら「学部留学」を目指そう。英語を勉強するのではな、英語で勉強する方が結果的には何倍も英語の実力がのびます。しかも、
英語だけではなく+αのことも学べるわけです。

学部留学をすれば、涙が出るほどのリーディング・アサインメントと呼ばれる宿題がでます。ぶ厚い本を
買わされて明日まで50 ページ読んできなさいとか普通に言われます。
アメリカの授業は日本の授業と違い、「はい、何ページを開いて、田中さんどこどこを読んでください」

等という授業はありません。

その教科に関する教科書や参考書を読んで、先生と生徒が意見を交わすというディスカッション方式の授業も少なくありません。また、プレゼンテーション(発表)もあります。グループワークもあります。

当然のことながらネイティブと一緒に英語で共同作業をしたりするわけです。学部留学では本当に手加減なしの英語に体当たりでぶつからなければなりません。

私のある友達はグループワークでのネイティブとの軋轢の中で血尿まで出ました。何もみなさんに留学を進めているわけではありませんよ。1年間も語学留学するぐらいの覚悟もお金もあるんだったらの話です。

学部留学はレベルが高すぎるというのであれば、現地のコミュニティカレッジでも短大でも専門学校でも構いません。

そうすれば、手加減なしの英語に触れられるし、現地人(ネイティブ)の友達もできる上、おまけに何らかの技術や知識を習得できて一石二鳥、三鳥です。

多少時間がかかっても日本にいるネイティブと冗談を言い合ったりできるレベルに到達すればいいやと思っている人は、私が最後に紹介するDVDを使った学習法を国内で続けていくだけでOKです。

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