スピードラーニングについて

この教材もイングリッシュアドベンチャーほどの受講者はいませんが、それでも80 万人以上の人が受講しています。

「聞き流すだけで英語が話せた」

というのが宣伝文句です。

スピードラーニングには致命的な欠陥が一つあります。スピードラーニングは、英語→日本語の順のため、どうしても聞き取れる日本語に意識が集中してしまい、英語の部分を覚える妨げになってしまうのです。

つまり「意味がわからない」→「意味がわかる」という順序になるた、わかったときには最初に聞いた英語がどこかにいってしまい記憶に残りません。

また、日本語の部分はわからないうちはいいのですが、いったんわかってしまうと興味を失ってしまい毎回日本語の部分も聞くのが非常にわずらわしくなります。

スピードラーニングを買うならば、英語脳のところで紹介する『聞き流すだけで英語をマスター』の方がよほどましだと思います。

なぜなら、始めに日本語を聞くので、これは英語で何ていうのだろうという予測をしながら聞くことができるからです。

そして、値段もダントツに安いです。安いものには2,000 円以下というものもあります。イングリッシュアドベンチャーやスピードラーニングは月に4千円〜5千円払わなければいけないのと比べると、かなり良心的な値段と言えるでしょう。

さて、スピードラーニングの話に戻りますが、内容にも少し難があるような気がします。というのも、最初の方の題材は「日常英会話」、「旅行の英会話」等でNHK の基礎英語の内容と大差のないものばかりです。

広告ではナチュラルスピードとなっていますが、かなりスローでクリアーに話されています。英語脳ができていない人がこの教材を使えば、飽きがすぐ来ると思いますが、我慢して英文を何回聞けば確かにフ
レーズを暗記することはできるかもしれません。

しかし、結局フレーズを丸暗記したまた中身依然の問題として、スピードラーニングもイングリッシュアドベンチャーと同様に客からなるべく多くの金額を巻き上げるために月払い制になっています。

本来、リスニング力の向上のためには同じ材料を何度も聞くことが大事なのに、毎月新しいCDが送られてきたら、前のCD が完璧にならないうちに、新しいCD に移らなければなりません。

普通、新しいCD が届いたら、聞かなければお金が勿体無いと思って、ついつい前のCD をほったらかしても聞こうと思うのは人間の当然の心理でしょう。

途中で挫折する人が多いのでしょうか、売り上げを最大化するために初回を1巻、2巻のセットにして9,870 円になっています。

仮に1年間継続すると2回目以降は月4,200 円となりますから、年間で51,780 円支払うことになります。

この程度の内容に5万円もの大金を払うなら中学の教科書を何度も音読するか、NHK のラジオ講座の方が良いと思います。

洋楽を題材に勉強する

アメリカのポップやロックミュージックの歌手を題材にして勉強する方法ですが、映画の時と同じで、自分の好きな歌手の好きな歌の歌詞が知りたいという好奇心や自分の好きな音楽を聴きながら勉強するという点では非常に良い方法と言えます。

ただし、日本語の歌手の歌詞を真剣に読んでもらえばわかると思うが、日常会話に応用できるような現実的な歌詞は少なく、何が言いたいのかわかるようなわからないような抽象的な物が多いと思う。

英語の歌詞を使って勉強する方法は語彙を増やす上では良いかもしれないが、コミュニケーションを目的として英語を勉強しようとしている人に向いている教材とは言い難い。


高価な電子辞書は実はお得なツール

せっかく辞書について話しているので、「最近流行の電子辞書はどうか?」ということにも少し触れたい と思います。

僕は今電子辞書一1 冊とポルトガル語から日本語への辞書1冊しか持っていません。

なぜ持っている辞書の数がそんなに少ないかというと、この電子辞書には広辞苑、ジーニアスの英和・和英、白水社の西和、和西辞書、ロングマンの英英辞書の他に20冊以上の辞書が入っているからです。

なぜ私が電子辞書を購入したかというと、収録されている辞書の値段を合計した金額では電子辞書の方が安いからです。

私の辞書を実際に例にして検証してみましょう。

私はこの電子辞書を26,100円で購入しました。

・広辞苑定価7,665円
・広辞苑逆引き広辞苑定価4,725円
・ジーニアス英和辞典定価3,360円
・ジーニアス和英辞典定価3,465円
・ロングマン英英辞典定価4,410円
・白水社西和辞典定価4,725円
・白水社和西辞典定価4,725円
合計29,106円

この他にも漢字源、英語類語辞典、英会話とっさのひとこと時点、カタカナ新語辞典、パソコン用語辞典、スペイン語自由自在等の辞書が収録されています。

値段以外にも電子辞書を使うメリットがあります。

まず、とても軽くて小さいので持ち運びが楽です。僕は大学時代英語とスペイン語を勉強していたのですが、英語とスペイン語の授業が同じ日にある時は、英和、和英、西和、和西、合計4冊もの辞書を学校に持っていかなければなりませんでした。

だから、高校時代には英和辞書を2冊買いました。一冊は学校の授業用で学校に置きっぱなしにしておいて、もう一冊は自習用として家に置いておくようにしました。辞書はかばんのスペースも取るし、なんせ重くて持ち運ぶのが大変ですから。

また、電子辞書のもう一つのメリットですが、「単語を調べる時間を節約できる」ということです。

分からない単語があったら辞書で調べますよね。単語を調べている間は、手を動かしているだけで英語の勉強時間にはカウントされません。

この時間ははっきり言ってムダですよね。

電子辞書を使えばそのムダを少なくすることができます。1単語数秒といって馬鹿にしないでください。

数秒の節約でもチリも積もれば馬鹿にできないほどの時間になるはずです。

英英辞書の問題点

今permit の説明文を読んで decision という「単語の意味が分からない」とか「説明文の意味が理解できない」のに「どうやって英英辞書を使えっていうんだ!」と思った方がおられると思います。

その意味の説明文を読むためにまた辞書を使わなければいけなかったら、確かにつらいものがありますね。

この問題の一つの解決方法としては同じ英英辞書でも初・中級者向けの辞書を使う方法があります。

例えばロングマンベーシックはアメリカの小学生や中学生向けにつくられた辞書ですが、語彙数は弱冠
少ないものの(それでも7800 語収録)説明されている単語や文章は通常のバージョンに比べれば分
かりやすい英語で書かれていますのでオススメです。

この英英辞書を使うことは、6章で説明する「英語を英語で理解する」いわゆる「英語脳」を持つ上で
も役に立つのですが、英英辞書の使用はハードルが高いので、英英辞書を使うのは、まだ無理だとい
う人は和英辞書を使い続けてもらってもかまいません。

というのは、多くの生きた英語に触れていく中で単語それぞれのニュアンスが少しずつわかってくるからで
す。

ただ、和英辞典を選ぶときには、「ジーニアス」の様な英和の辞書でも比較的説明が詳しく、例文も
多い辞書を買うようにしましょう。

また、最近ではネット上のオンライン英英辞書もあるのでわざわざ高いお金を出してまで辞書を買う必
要もなくなりました。

まず、これらの辞書を使ってみて気に入ったら、持ち歩くために実際の辞書を購入してみるのも手かも
しれません。

ロングマン http://www.longmanwebdict.com/
オックスフォード http://www1.oup.co.uk/elt/oald/
ケンブリッジ http://dictionary.cambridge.org/

辞書

辞書は参考書ではありませんが、少し私の意見を述べたいと思います。みなさんは英語を自分で勉強している時にどのような辞書を使っていますか?

私のオススメは英英辞書を活用する方法です。日本語の普通の本屋で買えるものにはロングマンとオックスフォードがあります。

ロングマンが米語でオックスフォードがイギリス英語ですが、希望がなければどちらもでいいと思います。

「英和辞書はいけないのか?」

けして、いけないわけではないのですが、英語と日本語は背景も歴史も違いますから、英語の単語を日本語で説明しようとするとどうしても限界があります。

私が発行しているメルマガで一度「detective」という単語がでてきました。日本語では「刑事」「探偵」というように職業の名前が全く違いますが、英語ではどちらも「detecitve」です。

「detective」を英英辞書で調べると「なんらかについての情報を調査する人」という概念であることがわかります。

別の例えですが、誰でも知っているroom という単語があります。「部屋」という意味で記憶していると思います。

しかしroom にはこんな使い方もあります。

There isn’t any room in closet.

このroom は部屋のことだと思っていると、うまく意味が取れないと思います。「クローゼット(closet)は部屋の中にあるのに、その中に部屋がないってどういう意味?」と混乱してしまいます。

しかし、これは正しい英語です。なぜなら「room」には「空間」という意味もあるからです。例えば、permit/allow はどちらも日本語で「許可する」という意味の単語ですが、ネイティブははっきりとこれを
使い分けています。

どのように使い分けているかというと、実は丁寧さによって使い分けています。丁寧さではpermit の方がallow よりも上になります。

これをロングマンの英英辞書で調べると、

permit:<>to allow something to happen, especially by an official decision, a rule or

a lawpermit は、「特に公式の決定、ルールや法規によって何かが起こることを許可すること」であり、allow:to let someone do or have something, or let something happenallow は「誰かに何かをやることや持つことを許可したり、何かが起こることを許容したりすること」と英英辞典においてははっきりとニュアンスの違いを読み取ることができます。

TOEICの問題集

TOEIC やTOEFL の問題集ですが、問題集は傾向と対策を掴むための参考書であって、実際の英語の運用能力をあげるための参考書ではありません。

TOEIC やTOEFL は独特の形式があるので、試験に慣れていないと高得点が取りづらいとうのが事実です。

どんな試験にも傾向はありますから、対策をすることが可能です。模擬試験の回数を受けることは試験になれる効果が主な目的です。なぜなら実際の試験で全く同じ問題が出ることはありえないからです。答えを丸暗記することはもってのほかです。

就職や昇進にTOEIC のスコアが必要なのであれば試験対策の勉強も必要でしょうが、一番大切なのはどんな問題がでてきても正解を導き出せるだけの応用力を身につけることです。

しかし、試験の方式になれることは試験時間を有効に使うことにつながるので結果的には得点アップにつながります。この種の問題集を一冊持っておいても損はないでしょう。

TOEIC 対策問題集を一冊購入すれば十分です。

ちなみに、TOEIC は06 年5 月にリニューアルされたので、それに対応した問題集に必ずして下さい。

もし、問題の形式に慣れたり、どのような語彙や文章が出されるのかを知るのが目的であればTOEICテストの丸2回分の内容を含んだ、『TOEIC テスト新公式問題集』が一冊あればよいでしょう。

TOEFL や英検も然りです。対策本は一冊あれば十分です。

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