英作文は英仮文

英作文は英借文(えいしゃくぶん)と呼ばれるぐらい、辞書をしこしこ引きながら書く物ではなく、スピーキングの時と同様に正しい英文を大量にインプットすることにより、脳が過去に蓄積された「自信を持って正しいと思う表現」をどれだけ手持ちするかとうことが大事だということを少し前に述べました。

そのためには多読をすることが一番です。

多読をするためには、英語脳を手に入れて置くことが前提となります。

では、多読のためにはどのようなものを題材に使えば良いのか?

TIME?
Newsweek?

ほとんどの英語学習法について書いてある本はこのあたりの雑誌を進めていると思います。

しかし、TIMEやNewsweek を理解するには、英語以前にアメリカの政情、経済状態、文化についての背景知識や世界情勢等についての基礎知識が必要です。日本語で読んでも意味がわからないような物を英語で読んだらさらにわからなくなってしまいます。

だから多読の材料としては、日本の英字新聞を多読の材料とした方が良いと思います。というのも日本で発行されている英字新聞の記事であれば自分に身近で興味を持つことができるし、背景知識が仮になくてる日本語で関連する読み物を探してあらかじめ背景知識を身に付けることも容易にできます。

多読するためには知らない単語が出るたびにわざわざひとつひとつ調べていたのではいくら時間があってもたりません。しかし日本の英字新聞の記事ならば、知らない単語が2,3個あっても類推で読みするめることができます。

日本で発行されている英字新聞を使うことによって多読の負担を軽減することができるというわけです。かといって、日刊の英字新聞を毎日取っていたのではお金がかかりますし、慣れないうちは記事一つ読み終わるだけでも大変なはずですから、ほとんどの記事を読まないうちに次の日になるということが十分考えられます。

また英文は違うものをいくつも読むよりも、同じ記事を何度も繰り返し読んだほうが効率が良いです。そこで、お勧めなのが『英字新聞週刊ST』です。

タブロイド版の週間の雑誌で一冊たったの290円です。たったこれだけの値段で、その週の主要な記事、例えば「安倍氏が大差で自民総裁にAbe elected head of LDP」などと、既に日本語で予備知識のある記事を英語で読むことができます。

ちなみに記事の英文を音声に収録したCDも隔週で販売されています。
週間だからといって、毎週取る必要はありません。とりあえず、一冊買って、その一冊を徹底的に音読していくのです。

290円すらもったいないないとう人には、NHKのラジオ日本オンライン等はいかがでしょうか?

http://www.nhk.or.jp/rj/

ちなみに音声も聞くことができます。しかし、記事の内容と音声があっていないので、リスニングの題材としては使えません。

また、この英語の音声は実は日本人が読み上げています。少し聞くとネイティブが喋っているように聞こえますが、実はネイティブっぽい発音を身につけた日本人ですのであしからず。

話している人の顔はリアルプレイヤーがインストールされていれば見ることも可能ですよ。畏まった文章を書く力をつけるには大学の論文等のハイレベルなライティング力を身に付けたいという人もいると思います。さすがに私もこのレベルには到達していないし、日本人である以上完璧な英文を書くということは不可能に近いと思います。

どうしてもネイティブの目によるチェックが必要になると思います。

しかし、基本原則は同じです。ライティングを伸ばしたければまずリーディングの量を増やせば良いのです。

論文などのより高尚な文章を書きたければ、より高尚な文章を大量に読むことが必要になります。

意外なライティングチェック方法

また、日記をブログ等に公開する場合やネット上で知り合った人にメールを送る場合に、自分が書いた英文が文法的に正しいのかどうか不安になることがあると思います。

ネイティブの知り合いに聞くという方法が一番簡単なのですが、常に質問に答えてくれるような信頼できるネイティブが周りにいる人は多くはないのではないでしょうし、自分が知りたい!と思ったときに必ずしもその人と連絡を取れるとは限りません。

では、何か良い方法がないのか?実はこの悩みを解消する無料の方法があるんです。この方法は、検索サイトのGoogle を使います。

私の場合は、スペイン語やポルトガル語でも大変お世話になっています。

これだけでは、何のことかわかりませんね?

もう少し詳しく説明します。Google は世界最大手の検索サイトで何千万、何億というインターネット上のページがデータベース化されて登録されています。

例えば、I would (I’d) like to 〜で「〜したい」というイディオムだということを中学校で習ったと思います。I want to と同じ意味だという教えられ方をした人がいるかもしれません。

I want to と I would like to を比べた場合、あきらかにニュアンスの違いが歴然として存在します。would には「できれば〜したいのですが」というわんきょくの用法があるからです。

それでは、I would want to という言い方をすることはできないのか?

これをよく飛行機に乗ったときにスチュワーデスが「お飲み物はどうなされますか?」というシチュエーションで使う What would you like to drink?の代わりにWhat would you want to drink?という言い方は存在しないのかとGoogle で検索してみました。

その結果

What would you like to drink? が 386,000 件
What would you want to drink? が 207,000 件

ありました。

これでWhat would you want to drink? という言い方もWhat would you like to drink 程ではないが日常会話で十分に使い得るということがわかったと思います。

このようにして自分で作文した後、従来であれば、表現に自信がない場合は、辞書で調べるか、知り合いのネイティブ・スピーカーに聞くしかありませんでした。」

辞書では収録されている用例や例文に限りがあるため、必ずしも探している表現が見つからなかったり、本当に自分が使いたい文脈で使っていいのか自信が持てない場合や使われている例文を見つけることさえできない場合が多くありました。

今ではGoogle のフレーズ検索を使用して”What would you like to drink”のようにフレーズの前後を" "(ダブル・クォーテーション、引用符)で囲んでGoogle で検索をかけると大量のテキストから用例を取り出してくるので、その表現が使われているか、またどのような文脈で使われているかが一発で確認できるというわけです。

Google の検索をうまく利用すると、ライティングを自習する人にとっては辞書やネイティブ・スピーカーに代わるとても魅力的ツールになります。

是非一度試しに使ってみてください。

ビジネス英語は実は難しくない

ビジネス英語となると何か難しいイメージがあるので、考えるだけで頭が痛くなるかもしれません。

しかし、ビジネスの世界で使われている英語は定型文や決まり文句が多いので、私個人の意見では、あくまでも慣れの問題でイメージする程あまり難しくないという印象をもっています。

最初は聞きなれない表現や単語があってとっつきにくいかもしれませんが、実際はそんなことはありません。

ビジネスメールに関しては、僕は光文社の「勝ち組メールの法則」という本を一冊勉強しただけです。

海外にメールしたりすることもありますが、いままで特に通じなかったとか誤解が生じたということはありません。

まあ、受験英語や趣味で英語を勉強している人は全く買う必要はないと思います。

ライティングの練習をしたいという人は、先ほど紹介したSNSのサービスなどを使ってネイティブの友人を作るのが手っ取り早いと思います。

もし仲良くなれば彼らに添削してもらうとか、彼らからもらったフレーズをそのまま拝借していけばよいのです。

そうすれば自然な表現を自分のものとすることができるはずです。

ビジネスの英語の話がでてきたので、少し脱線しますが、ビジネス関連の英文を楽しみながら勉強したいという人には、講談社インターナショナルの「部長島耕作バイリンガル版」等はいかがでしょうか?

1〜5巻まで販売されています。漫画なので肩の力を抜いて読めるだけでなく、ビジネスで使われる表現もストーリーの中で自然に覚えていくことができます。

ちなみに講談社インターナショナルのバイリンガルシリーズには、さざえさん、ゲゲゲの鬼太郎、コボちゃん、天才バカボンなどの人気漫画も販売されているので、英語の勉強に疲れ気味という人はこのような教材を使って英語と親しくなると「島耕作の成功するビジネス英会話」という本も販売されています。

ライティングはスピーキングの延長線上にある

この分野については、実はあまり偉そうなことは書けません。経験がないことを知っているかのように書くのも好きではありません。正直に認めます。

「だって、私はアメリカに住んだこともないし、大学のレポートや論文を書いたり、会社で資料を作成したりしたことないもん!」(開き直りました)また、ライティングの勉強は日本語を英語にに訳す練習をすることではありません。そんな暇があったら一つでも多くの正しい英文を覚えるべきです。

英語の例文があなたの脳のストックにたくさん蓄積されて、それを応用して英文を書くようにすることです。

はじめから自分で英文を作るのではなく自分が知っている文を応用して書くのです。この方が間違いも少なくなりますし、自然な英語になります。

特に例文等が詳しくない和英辞典等を使って英文を作ると、例えば「お手洗いを貸してください」という文を英文で書こうとした場合、

Can I borrow your bathroom?

という間違いを犯しかねません。このように自分で作って話すと変な英語になってしまう危険があります。

もし、という文章があなたの脳の中に過去にしたリーディングの文章から「自信を持って正しいと思う表現」としてCan I use the bathroom?蓄積されていれば、この英文は速く確実にかけたと思い思います。

また、もう一つ言えることは、ライティングはスピーキングの延長線上にあるということです。

極論として言うと、自分が話している言葉をそのまま紙に書き起こせば文章として成立するわけですから。話し言葉をそのまま使えないのは、ビジネスの世界ぐらいだと思います。友達にメールを打つぐらいなら、普段の会話で使っている表現をそのまま使っても何も問題はありません。

ライティングをレベルアップしようとするならば、リーディングとともにリスニングを多くこなすことによって、「自信を持って正しいと思う表現」を自分の脳の中に蓄積していけばいいわけです。

ライティングが上達したければまずリーディングを

スピーキングのところで、インプットがアウトプットよりも重要で、インプットを増やせば自然とアウトプットのレベルも上がることは説明しました。

ライティングもアウトプットの能力ですが、ライティングを上達するためにはリーディングを増やすことが一番の勉強法です。

文才がある人は、何か特別な才能がある人でしょうか?それとも本の虫だった人でしょうか?

売れている作家で本をほとんど読む習慣がないという人はいないと思います。インプットが多い人は自然にアウトプットの質も上がっていきます。


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