日本にいながらスピーキングを勉強するには?

では、スピーキングを日本にいながらどうやって練習するかという話に戻ります。例えば、●OVA にはVOICE というフリーカンバーセイションをするためのコーナーがあります。

ここではネイティブの講師が一人いて、VOICE 用のチケットを一枚使えば、一日中そこで会話ができるというシステムです。

一見すると、とてもお得なシステムに思えますが、冷静に考えてみると一つの矛盾が見えてきます。

例えば、自分でフレーズを組み立てることができないレベルの人とアメリカの大学に留学しても十分ついていけるだけの英語ができる人が理論上では同じ空間に存在しうるわけです。

これをただ英語のネイティブだからという理由だけで日本に来ている外国人がこの状況を公平にリードできると思いますか?

おそらくVOICE で起こっていることを想像すると、一部の英語が理解できる人だけがネイティブの講師と話し、英語が初級レベルの人たちは圧倒されてネイティブの講師が気を使って話しかけてくれるまで指を加えて待つという状態になることは目に見えています。

もしくは、日本人のレベルが低すぎて、ネイティブの講師が日本語を話せる場合は、日本語の会話だけになってしまうということもありえまsす。

また、他の生徒があなたのように高いモチベーションを持っているとは限りません。授業の時に日本語で友達同士で私語をしてあなたの足を引っ張る可能性も十分にあり得ることを覚悟しなければいけないでしょう。

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ホームステイは一種のビジネス

こうゆうことはあまり言いたくないのですが、ホームステイを受け入れている家庭はホームステイを単なるビジネスとして捉えています。

ホームステイには食事の時に一緒に楽しく飯を食べて、休日になったら、どこかみんなで遊びにいったりして何か「楽しい」というイメージはありませんか?

はっきり言いますが、このイメージは現実とは違います。

ホームステイをさせてくれる人たちは、海外から来る人達に興味を持っている人達だけではありません。

結局は世話や面倒を見ることよりもお金が目当てなわけです。

どうせ同じお金を貰うならば、なるべく世話をしない方が良いと考える人がいても何もおかしいことはありません。

本当に世話がしたくてしているのではなく、お金をもらえるからしかたなく世話をしているという感じです。

中にはひとつの家庭で複数の留学生の世話をしている家族までありまsす。優しいホストマザーが宿題を手伝ってくれるなどというのは妄想の極みというわけです。

ちょっと悲しい現状ですが、相手の立場に立ってみてください。どこの誰だかわからない人、ましてや外国人を自分の家(プライベートな空間)に入れるわけですから、簡単なことではありません。

2,3日泊まるぐらいなら良いでしょう。仮に嫌な人でも、少し我慢すればいなくなるわけですから。

それが、1ヶ月、1年も居座られたらどうでしょうか?あなたならお金を貰わずにわざわざそんなことを自らかってやりますか?

なぜ自分がやりたくないことを、他の人に期待するのですか?

少し考えてみてください。

もちろんホームステイ先では、相手に迷惑をなるべく掛けないようにするのは当然のことですが、大きな問題となるのはホームステイ先の家を自分がここがいいからと決めることができないというところにあります。

こればっかりは運次第です。

学校から遠い場所になってしまったり、嫌な家族に入ってしまったりする可能性が十分にあるわけです。

だから必要以上にホームステイ先に期待をしないようにしましょう。合わないと思ったら、すぐにホームステイ先を変えるべきです。むこうがビジネスでやっている以上、こちらにもそれなりの権利があるはずです。

日本人などはよく我慢ばかりしていてストレスをためがちですがが、相手もビジネスでやっている以上ホームステイ先に気を使う必要はありません。

嫌だと思ったら、ステイ先を変えれば良いのです。

また、自分の部屋から物がなくなったという話も良く聞きます。ホームステイファミリーという名前からすれば「家族」ということになるのですが、所詮他人の家を間借りするわけですから、自分の物は自分で管理する等の防衛策は必要になります。

ホームステイ先によっては食事すら家族と別というところもあります。

そうなれば、食事の世話をする以外はほったらかしという可能性もあります。

中には100%ボランティアのホームステイ先もあります。その場合は、あなたを家庭の労働力の一部として、家事や家の手伝いをさせられる可能性もあります。また、ステイ先の100%の善意によって成り立っている以上、食事がまずかろうが、食事がなかろうが、家が不潔であろうが文句は言えません。

休日などにホームステイ先の人がどこかレストランなどに連れて行ってくれるようなイメージはありますが、それはまず期待して行かない方が良いと思います。あなたは居候の身分です。ホストファミリーが高級レストランに行って談笑している側で、あなたは家で電子レンジで昼ごはんの残りをあたためて食べなさいといわれても、何の文句も言える身分ではないのです。

あなたはファミリーの一員ではないのですから。

ホームステイの食事ですが、たいていの場合、朝食は、家にあるものを自分でなにか作って食べます。(パンやシリアルなど)家にあるもの。

昼ご飯は、サンドイッチ、りんご丸ごと(皮付き)、ポテトチップス等
です。夜ご飯は、ホットドックだけとか、簡単なサラダ等の場合が多いです。

また、ファミリーに恵まれるかどうか依然の話ですが、「真の」文化や習慣を体験したいのであれば、やはりある程度英語ができなければ話になりません。英語ができなければ、仮に親切なホストファミリーにあたったとしても、コミュニケーションを取ることもできません。

アメリカ人なりカナダ人なりの価値観を知りたいのであれば、彼らとある程度込み入ったレベルの話ができなければ彼らを本当に理解できたことにはならないでしょう。

「牛乳を取って下さい」
「はい、どうぞ」

を真の異文化体験と呼ぶことができるのでしょうか?

はたまたマクドナルドに行って一人でビッグマックが注文できるようになることが文化体験なのでしょうか?

そういう私もブラジルで語学研修とホームステイのお世話をしていますが、授業は1日3時間のマンツーマン授業(実践重視)でホームステイ先は私の家族・友人・知人の中から厳選しておすすめできる家庭のみを紹介しています。

これならば、

・ポルトガル語を実践的に勉強できる。(少なくとも毎日3時間はポルトガル語を聞いている
か話しているかのどちらか)
・厳選されたファミリーの暖かい受け入れ態勢での異文化体験(ホストファミリーが町を案内し
てくれる、週末は家族と出かける、宿題を手伝ってくれる等)
ができます。

もちろん、ある程度ポルトガル語の基礎がなければ、せっかく来てもらっても払っただけの効果を得ることはできませんが...

さて、ここまで語学留学の問題点について散々話しましたが、ようは留学するだけで英語ができるようになるというのは夢物語です。

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留学すれば異文化体験って本当にできるの?

これだけ、語学留学のことについて批判すると、「語学留学は英語を学ぶためだけじゃない。異文化体験もその目的のひとつじゃないか」という反論がくると思います。

おっしゃるとおりです。

ただし、条件がつきます。有益な異文化体験ができるのは、ホームステイファミリーに恵まれた場合という条件つきです。

あなたを海外からの特別なお客さんとして接し、一生懸命話しかけたり、どこかに連れて行ってくれたりするファミリーにたまたまあたれば英語も伸びるし、異文化体験もできるでしょう。

ただし、あなたが留学センターの様な場所を通して留学した場合、ホームステイ先の希望を書いて提出すると思いますが、自分の希望通りのステイ先に滞在できることはまずありません。

アメリカのホームコメディなどの影響のせいでしょうか、アメリカ人はユーモアがあって明るくて、親切というイメージがありますが、ホームステイ先の人たち全員がみんなそのような良い人たちとは限りません。

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「語学留学」で本当に「語学」が学べるのか?

語学留学に反対するもう一つの理由としては、語学学校の授業体系や内容に問題がある場合があるからです。

アメリカやイギリスへの語学学校での留学の場合は、ほとんどが教師1人に対して、生徒20人以上などのスタイルだと思います。

仮にプライベートやセミプライベート(2人〜5人)の少人数制の学校があったとしても途方もなく高い(1時間5000 円とか)はずです。

もし教師ひとりに対して生徒20 人の場合、授業の内容にもよるとは思いますが、もし教師が黒板の前に立って文法の講義をただ単に英語でやっているだけならば、日本で自分の家で映画を勉強しながら勉強する方がましです。

もし積極的に授業に積極的に参加し発言しなければ、外国にいながら英語を全く喋らずに教室を出ることもできます。日本で消極的な人が海外に行ったからといって突然積極的になるとは思えません。

また日本人が海外の語学学校に入学する場合、最初のクラス分けのテストで日本人はスピーキングやリスニングが弱いので下のクラスに入れられることが多いようです。

そうなるとクラスメートの大半が中国人、韓国人、いや、それ以上に大した目的もなく親のすねをかじってきた日本人ということになるのです。

余程の田舎に行けば別ですが、書店に売っている雑誌や留学センターを通して決めた場合は、その語学学校が日本人でいっぱいなのは火をみるより明らかです。

アメリカのロサンゼルス、カナダのバンクーバー、オーストラリアのシドニーなどは日本人の留学生で溢れかえっています。

多くの留学生は英語を勉強しようという目的すら持たずにアメリカに来ていますから、当然日本人同士でつるみ始めます。

また、「日本人の輪の中には入らない」という意気込みで留学していく人もたくさんいます。しかし、そのような意志を持っていても、罠に引っかかっていく人が後を絶たないのです。

それはなぜか、英語に不安があるレベルで留学をしてしまうからです。日本で英語の勉強、留学の準備をせずに、アメリカの語学学校に行って、アメリカ人の家庭にホームステイしていれば英語ができるようになるだろうと思っているかもしれません。

しかし、いざアメリカに行ってみてもちんぷんかんぷんです。海外ですから、当然のことながらアメリカ人の友人や知人がいるわけでもありません。

日本人はなるべく避けてきましたが、かといって英語で友達が作れるわけもなく、孤独が襲ってきます。

韓国人は韓国人同士でつるんでいます。中国人は中国人同士でつるんでいて楽しそうです。

そんな中で意識の低い日本人から、「今晩、日本人留学生の飲み会があるんだけど来ない?」なんていう誘いを受けるわけです。

「まあ、一日ぐらいなら息抜きになってちょうどいいか」

なんていって、その誘いに一度乗ってしまったら、あとはあり地獄です。その居心地のよさから抜け出すためには、誘いに乗る前以上の苦労と努力が必要になります。

日本人である以上、海外にいても日本人との関わりをさけることはできないしょう。馴れ合いの世界は自分の才能を制限してしまうと思います。

特に、多くの遊学生グループは、留学のつまらなさ、将来への失望感、授業のくだらなさを延々と話し合って、何も進歩のない生活を送っています。

このようなグループに取り込まれ、毎日愚痴を聞かされていると、失望感ばかりが大きくなり、段々と夢が遠のいてしまいます。

日本人と関わることがあるとすれば、良い意味でのライバル、お互い切磋琢磨し合える日本人と友達になり、時には日本語でお互いを励ましたり、情報交換したりすることは好ましいことだと思います。

日本人と毎週末飲み会でばか騒ぎするのが息抜きではありません。

それはそれでよいことなのですが、ではつるむ相手は誰かと言うと、自分と同じレベルの英語しか話せない中国人や韓国人になります。

下手くそ同士が同レベルのボキャブラリーでそれぞれの国の独特のアクセントで話し合うわけですか当然のごとく英語が上達するとは思えません。

では、どうすれば良いのか?

英語が上級のレベルで語学学校に入れば良いのです。

これで、同じクラスの日本人が格段に少なくなります。クラスに日本人は一人だけという可能性も十分にありえます。語学学校の上級クラスにいるのは、比較的英語の得意なヨーロッパ圏からの留学生や下から勉強してきて這い上がってきた外国人ですから、このレベルまでくるとネイティブではなくてもつるむ価値が出てきます。

アメリカに行ったからと言って、自然にアメリカ人の知り合い、ましてや友達ができるわけではありません。

アメリカ人がフレンドリーだと思っている人もいるようですが、人種差別は根強く残っていますし、英語ができない人をまともに相手にしない人もたくさんいます。

その程度の語学留学であればその語学留学資金(何十万円、いや百万円以上?)を国内で様々な英会話の教材に投資した方が英語の実力を伸ばすためにははるかに効率的だと思います。

まあ、全部足しても10万円もあれば一生英語学習に困らないだけの有料な教材が揃えられると思います。

また英語のレベルが低い人は絶対に留学してはいけません。レベルがあまりにも低い場合には、思ったような成果が得られないからです。

というのも留学して聞いたり,読んだりする英語が難しすぎて“習得”が起きないからです。私が例とし
て挙げた“I’m on.”ですが、英語のレベルが低い人の場合、この“I’m on.”が雑音としか認識されず
そこでは「習得」が起こらないでしょう。

リスニングの能力が最低減コミュニケーションできるレベルぐらいに達っしていなければ、海外に飛び込
んだとしても、聞こえてくる音はほとんどが雑音ということになりかねないからです。

そのために、音読やディクテーションなどの訓練が結局必要になるはずです。それならば、わざわざ海
外に出てまでやる必要がないわけです。

また、レベルが低い人向けの授業では、色の名前、食べ物の名前や初歩的な文法を習うことになる
と思います。

また、宿題も少なく、内容も簡単です。

このような物も日本でいても勉強できるわけであって、わざわざ高いお金を払って海外に行って教えてもらうほどのことではありません。

語学学校でも上のレベルになってくると、宿題も大量に出ますし、場合によっては図書館などを利用して宿題をしなければいけない場合も出てくるでしょう。

海外に行けばなんとかなる
語学学校に行けばなんとかなる

基本的に日本であれ、海外であれ英語は自分で勉強するものです。

「外国に行けば英語は自然にマスターできる」というのはウソです。

まず、海外に出る前に日本で効果的に勉強できないか考えて下さい。どうせ留学するなら「学部留学」を目指そう。英語を勉強するのではな、英語で勉強する方が結果的には何倍も英語の実力がのびます。しかも、
英語だけではなく+αのことも学べるわけです。

学部留学をすれば、涙が出るほどのリーディング・アサインメントと呼ばれる宿題がでます。ぶ厚い本を
買わされて明日まで50 ページ読んできなさいとか普通に言われます。
アメリカの授業は日本の授業と違い、「はい、何ページを開いて、田中さんどこどこを読んでください」

等という授業はありません。

その教科に関する教科書や参考書を読んで、先生と生徒が意見を交わすというディスカッション方式の授業も少なくありません。また、プレゼンテーション(発表)もあります。グループワークもあります。

当然のことながらネイティブと一緒に英語で共同作業をしたりするわけです。学部留学では本当に手加減なしの英語に体当たりでぶつからなければなりません。

私のある友達はグループワークでのネイティブとの軋轢の中で血尿まで出ました。何もみなさんに留学を進めているわけではありませんよ。1年間も語学留学するぐらいの覚悟もお金もあるんだったらの話です。

学部留学はレベルが高すぎるというのであれば、現地のコミュニティカレッジでも短大でも専門学校でも構いません。

そうすれば、手加減なしの英語に触れられるし、現地人(ネイティブ)の友達もできる上、おまけに何らかの技術や知識を習得できて一石二鳥、三鳥です。

多少時間がかかっても日本にいるネイティブと冗談を言い合ったりできるレベルに到達すればいいやと思っている人は、私が最後に紹介するDVDを使った学習法を国内で続けていくだけでOKです。

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長期の「語学留学」はお金のムダ

語学留学について私がどのような意見を持っているかというと、私は語学留学には断固反対です。特に長期間の語学留学は「無意味」で「お金のムダ」だと思っています。

英語はあくまでも「コミュニケーション」の手段、ツール(道具)です。家を建てるためにはのこぎりが必要ですが、そののこぎりについて必要以上に勉強しても仕方がないのです。

大事なのはそののこぎりを使って何をするかです。

この場合は「木を切る」、「家を建てる」ということが目的となるでしょう。だから、私は機会がある度にいつも口をすっぱくして「英語(語学)は「目的」にはなりえない」と言っています。

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