スピーキングには暗記が必要?

しかし、一番大切なのはインプットの質です。せっかくインプットされたものがあいまいなあやふやなままならば今度はアウトプットすることができません。
確実なアウトプットをしようとすれば、インプットも100%確実にされていなければなりません。ここで、少し受容語彙を使用語彙に変わるタイミングについて少し考えて見ましょう。
例えば、私は薔薇という漢字を読めますが、薔薇という漢字をそらで書くことができません。
なぜなら、薔薇という漢字の書き方を暗記していないからです。では、薔薇という漢字を書けるようになるためには何をする必要があるでしょうか?

やはり、オーソドックスな方法はお手本を見ながら紙に何回も書き写してみるということでしょう。もし、これをスピーキングに当てはめるとすれば、正しい英語(お手本)を聞いて、その通り何回も話してみるということになるでしょう。

適切な表現が反射的に出てくるようになるためには、その表現を脳に記憶させる必要があるということです。

なぜ、多くの日本人がGood Morning.やNice to meet you.だけはきちんと言えるのでしょうか?なぜならこの様な表現を100%暗記して、自信を持っていつ、どこで、誰に言ったらよいのかわかっているからです。

つまり、日本人ならほとんどに人がGood Mornining.は朝誰かに出会ったときに使う挨拶の表現だとか、Nice to meet you.は誰かに初めて出会ったときに使う表現だと理解しているということです。スピーキングの目指すところは、Good Morning やNice to meet you.の様に自信を持って話すことができる表現を増やしていくという作業に他なりません。

私は単語を丸暗記するという方法はやめた方が良いという話をしましたが、この世の中に存在する英語の表現を全て丸暗記するということではありません。しかし、表現を暗記していくと、ある時点から応用力がついてくるようになります。

ここで言うところの応用力というのは、I という主語をTom に置き換えたり、today をyesterdayに置き換えたりすること、当然のことながら置き換えることに関する動詞の変化を反射的にできるようになるということです。

ちなみに私が働いているWIZARDのメソッドはまさにこの方法を授業に取り入れています。
例えば I go to school tomorrow.という例文があったとします。

先生が”yesterday”と叫んだら、クラス全員が、I went to school yesterday.と応答するような仕組みになっています。しかも、頭で考えてから話せるようなゆっくりなスピードではなく、テンポよく行って自然に口から出てくるまで続けます。

例えば、主語のIをHeに変えたり、schoolをhospitalに変えたりして、ひたすら繰り返します。1時間の授業で生徒は300フレーズ以上話すことが要求されます。

まさに勉強というよりは、「特訓」や「訓練」という言葉がぴったりの様なメソッドです。ただ、単純な作業なので飽きやすいという難点はありますが、2,3年も続けるとみんな流暢に英語が話せるようになっています。

話を元に戻します。

アメリカへ留学した人の英語が伸びるのは、単に英語のシャワーを浴びるからとうようりは、この受容語彙を使用語彙に変えるためにタイミング、自分が学んだ(インプットした)表現を実生活でアウトプットする場がたくさんあるからです。

また、アウトプットをしてみることによって、インプットだけして分かった気になっている単語や表現がわかってきます。なぜなら、アウトプットするためには100%覚えていなければ不可能だからです。

もし、できなかった場合には、メモ帳を開く、辞書を引く、他の人に聞くなどのアクションを起こすことができます。こうして100%に近づいていくことができます。

日本にいながらスピーキングやライティングなどのアウトプットの能力を伸ばそうとしたら英語を使う機会を自ら作らなければいけません。

それは英語で日記をつけるとか、英語のチャットに参加するとか、友達と英語で話をするとかでも何でも良いと思いいます。大切なのは、その英語を自分で使ってみるという体験です。必ずしもネイティブ相手であるとか、海外に住むということは必要ではありません。

一度どこかで使ったものは、次の機会にも使えますから、いろいろな英語を使う機会を多くもてばもつほど、使える英語の表現も増えていきます。

※日本にいながら英語を使う機会を見つける方法については後述。

最後にご紹介するDVD 学習法ではリスニングのインプット中心ですが、アウトプット(スピーキング)にも効果があることを実体験から確信しています。


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